2010/02/28

ガンガン

歩くときに頭に振動が伝わって頭痛がする。
精神状態が悪い。
不毛な毎日しか送れなくて情けない。
命が鬱陶しい。

別段この世界に希望など持ってはいない。
結局、行きつくところが死ならこの"introduction"のような日々の必要性が理解できない。
自分の内側が荒れていると、思考が切り替わる。

2010/02/26

対辺の長さは等しい

気持ち良さそうに喉を鳴らして水を飲む君は、意地悪そうな表情をしてペットボトル越しに僕を見た。





恋人達は計画的に無計画な週末を過ごす。
登場人物が二人だけの休日。

内側に球

君が飛ぶこの空を見上げて

僕は何度も羽ばたいた

2010/02/25

不毛の惑星

全てが半透明にみえるこの世界で

僕は不毛な毎日を生きている

そして不毛な事ばかりをしている

不夜城

僕は眠らない街に住みながら

眠り続けることを願う


他の街でも叶わない願いだと知りつつ

2010/02/24

丸い

春の風は丸い。

春の風に似た人がいい。

とんでも頓服

頓服を飲むタイミングがつかめない。


判断力が健康だった時に比べて半分以下になってしまった。
何年も前のことだけど

2010/02/22

テレビを見ない理由

話し声が耳障り

というのが一番の理由だけど


自分以外の人間を見ると、その人が頭の中に住み着いてうるさくなるから。
それと、テレビって変な匂いだから。

一寸先は薄暗い

闇ではない

少し見えるからつらい

一寸先は薄暗い

闇ではない

少し見えるからつらい

転がる石にも苔は生える

転がってる感じはない

川底に沈んでる感じ


水は流れているのに

2010/02/21

監視台

自分の内側の世界でさえ監視しないと荒れてしまう。

定期的に自分の内に注意を向けなければならない。

なぜだろう、なぜかしら

暴飲暴食することでストレスを解消している気がする。

異常な量を食べるので、当然そのあと吐き気に見舞われる。

嘔吐することはほとんど無いから、まだいいのかな。

2010/02/19

入れ子

一人の時間がやってくる

それは私の好きな時間

何をしようか考える

それも私の好きな時間

好きな時間は好きだ

2010/02/17

重力を伝達する物質

私以外の人の内部はわからない。
私ですら私の内部がわからない。

私は貴方より私を知っているはず。

所作

行儀の良い人や姿勢の良い人を見てると気分が良いなあ。


所作には、その人の人となりがあらわれるから、意識して改善するのは無理な気がします。

見た目より中身
じゃなくて
見た目は中身



所作を美しくしたい。

2010/02/16

生半可な体温で

冷たい雨が降っています。


行き交う人たちは寒そうに体を丸めて、ポケットに手を突っ込んで歩いています。

斯く言う僕は背中をのばして、両手を振って歩きます。

凍てつく風に願います
体温を奪ってください
僕はずっと冷たくなって
あなたのように空を蹂躙したいのです。

2010/02/15

僕の傷跡

君は僕の胸や背中に触れて綺麗な肌だと言いました。
そんな君の肌は、街ですれ違うどんな女性よりも綺麗でした。ひいき目にしている分を抜いても。

僕の体には君の知らない傷が増えましたよ。
自分でつけたものもあるし、飼い犬に噛まれたのもあります。最近は帯状疱疹の痕も増えました。
君と離れていることを喜ぶべきなのでしょうか。誰だって、できるだけ綺麗な自分を見せたいものですから。

でも、もうそんな心配をする必要はありません。
君の目に触れることはもうないのです。

2010/02/14

形容できない

堕ちに堕ちてます。

不安、ざわつく、うるさい。
胸が苦しい、何もできない。

だから、もう生きたくないって言ったんだ。

大改造

ブログ大改造計画進行中です。

何かをしていないと、不安感に飲み込まれそうになる。

2010/02/12

あの場所で

僕がまだ元気だったころの話。

新幹線を乗り継いで、目的地は東北新幹線の山形駅。

新幹線は福島を過ぎて、景色はどんどん雪山になってくる。
新幹線というのは名前だけで、山沿いをゆっくりと走ってゆく。
真っ白な世界。
駅についても、降りる人は少ない。
駅では僕が受験する大学の学生が案内板を持って立っていた。

僕は知り合いの旅行代理店にお願いしてホテルをとっていたので、少し早い時間だったがホテルへ向かった。
歩道はところどころ凍っていて、よく滑った。
受験に来たのに、こんなに滑るなんて、落ちるかなと思った。

ホテルは安いビジネスホテルを予約していたので、部屋についても荷物を置くだけですることはない。
まだ16時ということもあり、僕は大学まで歩いてみることにした。

地図も見ないで出発したから、案の定迷った。
僕は方向感覚には自信があったけど、あとから考えると本当に見当違いの方向に進んでいた。
土地勘のない僕は、辺りが暗くなってくると急に不安になった。
大学もまったく見つからなかった。

県庁所在地なのに、ほとんど人気のない道で、おじいさんが女の人に道を尋ねていた。
僕は「あの、僕も道を尋ねても良いですか」と聞いた。
女の人は僕の受験する大学の卒業生で、音楽科出身だと言った。
とても、親切な方だった。
僕を大学まで徒歩で案内してくれて、もう暗くなっているのに大学の中も案内してくれた。
そして、ホテルの近くまで戻ってそこで別れた。
あとから、連絡先を聞いておけば良かったと後悔したものだ。

やはり、寒い地方は部屋の中が暖かいというのは本当だった。ホテルに帰ると部屋の中は熱いくらいだった。

次の日の朝、僕は早く目がさめて時間を持て余していた。
大学には試験開始の2時間以上前に到着した。
試験会場はなんだか薄暗い教室で400人くらいを収容できる大きさだった。
試験内容は小論文のみで、2時間。僕は時間いっぱいまで文章を書いた。
手応えはあったが、僕はセンター試験の点数が悪かったので、気持ちは既に来年のことを考えていた。

試験が終わって、僕はすぐに新幹線で家路についた。
家には18時頃について、父親は僕が東京で遊んでくるものだと思っていたらしく「なんだ、もう帰ってきたのか」と言った。自分が受験の時は東京で一週間は遊んできたらしい。

そんな高校生活の終盤だった。
僕はその後、合格することになる。
祖父に合格した旨を伝えると「お前は運の良い奴」と言っていた。どうやら意外だったらしい。
そして、僕の人生でもっとも濃い4年間を過ごすことになる。

もう一度、戻れるなら、あの時に戻りたい。
いろんなものを手に入れ、いろんなものを失った。
失いことはないが、もう増えることのない記憶。
あの場所で暮らしたい。
僕は二つめのふるさとを得た。

2010/02/10

フリース

僕は過去の記事を読み返して、その時の感情をよみがえらせます。

思い出せるというのは、少し気持ちが良い。


いつか、それらを分類してみたい。

2010/02/09

認知する時点で

人生において、失うまでわからないことがある

ただ、その割合は非常に高い
やはり、抽象的な思考が可能であっても

前もって「ない」ことを認識できない

あるものはあるし、ないものはない

2010/02/08

トラックバックテーマ 第899回「アレルギーをもっていますか?」

こんにちは!トラックバックテーマ担当本田です。今日のテーマは「アレルギーをもっていますか?」です。本田の家に近所の猫ちゃんがよく遊びにきます。もともと花粉・ハウスダストアレルギーな本田は、くしゃみ連発などは感じていたのですが、重症ではなく「いつものこと~」と思っていたのです。そんなある日、猫が本田�..
トラックバックテーマ 第899回「アレルギーをもっていますか?」



そばアレルギーです。

症状はアナフィラキシー。
呼吸困難、眩暈など


ちなみに、アレルギーには「もっている」ではなく「ある」を使うのが正しい。
障碍にも「ある」を使うのが正しい。

受動的

いろんなものが体に入ってきて、それを拒むことはできない


静けさがあれば、こちらから手をのばすこともできよう

シーン

静かにしていたい

そう、静かに

それはもう、無音がうるさいくらいの静かさで

2010/02/07

カプセル

感覚は世界とのインターフェース

2010/02/04

けっして、ない

出会いは、二度訪れない

一度きりである

トイトイ

出会いがあるから、別れがある

その逆は、決して、ない

けいたい

散文詩

2010/02/03

もしかしたら

寒い日なのにコートを着ない

僕は冬なんだから寒いのは当たり前と言ってるけど

寒さではない何かに耐えているのかもしれない

ハッピーエンド

懐古するのは、映画を見た後の感覚に似ている

2010/02/02

今にも降りだしそうな雲を見つけて

世界は灰に染まっている
 
遠くのものほど淡く霞んで、深い深い雲に覆われ
 
風は凪いで、私を包み込んでいる
 
私の形ピッタリに世界が場所を用意してくれた
 
 
 
 
 
何者もかき混ぜることなかれ


人事

焦りすぎることは、慎重すぎることの次に良くない