歩くときに頭に振動が伝わって頭痛がする。
精神状態が悪い。
不毛な毎日しか送れなくて情けない。
命が鬱陶しい。
別段この世界に希望など持ってはいない。
結局、行きつくところが死ならこの"introduction"のような日々の必要性が理解できない。
自分の内側が荒れていると、思考が切り替わる。
2010/02/26
2010/02/25
2010/02/24
2010/02/22
2010/02/21
2010/02/17
2010/02/16
2010/02/15
2010/02/14
2010/02/12
あの場所で
僕がまだ元気だったころの話。
新幹線を乗り継いで、目的地は東北新幹線の山形駅。
新幹線は福島を過ぎて、景色はどんどん雪山になってくる。新幹線というのは名前だけで、山沿いをゆっくりと走ってゆく。
真っ白な世界。
駅についても、降りる人は少ない。
駅では僕が受験する大学の学生が案内板を持って立っていた。
僕は知り合いの旅行代理店にお願いしてホテルをとっていたので、少し早い時間だったがホテルへ向かった。
歩道はところどころ凍っていて、よく滑った。
受験に来たのに、こんなに滑るなんて、落ちるかなと思った。
ホテルは安いビジネスホテルを予約していたので、部屋についても荷物を置くだけですることはない。
まだ16時ということもあり、僕は大学まで歩いてみることにした。
地図も見ないで出発したから、案の定迷った。
僕は方向感覚には自信があったけど、あとから考えると本当に見当違いの方向に進んでいた。
土地勘のない僕は、辺りが暗くなってくると急に不安になった。
大学もまったく見つからなかった。
県庁所在地なのに、ほとんど人気のない道で、おじいさんが女の人に道を尋ねていた。
僕は「あの、僕も道を尋ねても良いですか」と聞いた。
女の人は僕の受験する大学の卒業生で、音楽科出身だと言った。
とても、親切な方だった。
僕を大学まで徒歩で案内してくれて、もう暗くなっているのに大学の中も案内してくれた。
そして、ホテルの近くまで戻ってそこで別れた。
あとから、連絡先を聞いておけば良かったと後悔したものだ。
やはり、寒い地方は部屋の中が暖かいというのは本当だった。ホテルに帰ると部屋の中は熱いくらいだった。
次の日の朝、僕は早く目がさめて時間を持て余していた。
大学には試験開始の2時間以上前に到着した。
試験会場はなんだか薄暗い教室で400人くらいを収容できる大きさだった。
試験内容は小論文のみで、2時間。僕は時間いっぱいまで文章を書いた。
手応えはあったが、僕はセンター試験の点数が悪かったので、気持ちは既に来年のことを考えていた。
試験が終わって、僕はすぐに新幹線で家路についた。
家には18時頃について、父親は僕が東京で遊んでくるものだと思っていたらしく「なんだ、もう帰ってきたのか」と言った。自分が受験の時は東京で一週間は遊んできたらしい。
そんな高校生活の終盤だった。
僕はその後、合格することになる。
祖父に合格した旨を伝えると「お前は運の良い奴」と言っていた。どうやら意外だったらしい。
そして、僕の人生でもっとも濃い4年間を過ごすことになる。
もう一度、戻れるなら、あの時に戻りたい。
いろんなものを手に入れ、いろんなものを失った。
失いことはないが、もう増えることのない記憶。
あの場所で暮らしたい。
僕は二つめのふるさとを得た。
2010/02/10
2010/02/09
2010/02/08
トラックバックテーマ 第899回「アレルギーをもっていますか?」
こんにちは!トラックバックテーマ担当本田です。今日のテーマは「アレルギーをもっていますか?」です。本田の家に近所の猫ちゃんがよく遊びにきます。もともと花粉・ハウスダストアレルギーな本田は、くしゃみ連発などは感じていたのですが、重症ではなく「いつものこと~」と思っていたのです。そんなある日、猫が本田�..
トラックバックテーマ 第899回「アレルギーをもっていますか?」
そばアレルギーです。
症状はアナフィラキシー。
呼吸困難、眩暈など
ちなみに、アレルギーには「もっている」ではなく「ある」を使うのが正しい。
障碍にも「ある」を使うのが正しい。
2010/02/04
2010/02/03
登録:
投稿 (Atom)