2008/10/05

完璧な空想は現実をも覆い隠す

死にたい。
そう口にする人は多い。私もそのうちの一人だ。
しかし、私は少し違うかもしれない。
ただ死ぬのはもったいない。
そう思ってしまう。

もし、私の残りの寿命を誰かに分け与えることができれば。
私が、愛せる人と出会ったとき、その人に寿命のすべてを分け与えて死にたい。

私が、愛せる人と出会ったとき、もっと生きていたいと思えるのならもっと良いが。

少しファンタジーな考えになってしまった。

とにかく、私は、しばらくは生き続けるだろう。
この辛く生きづらい世界を呪いながら生きていく。
楽しく談笑しながら歩いている人を呪うし、世界の暗い方に住む。
私は影。光に曝されると一段とその濃さを増す。
だから、できるだけ光に曝されないように生きよう。

救いの手を差し延べられる気配は未だ感じない。

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