2010/05/07

窓のない部屋

コトコトと能面のような時計が僕の頭の上で音をたてている。

僕は白と黒の服を着て赤い腕輪をしている。

繰り返す日々に終わりは見えず、僕の終着点は見いだせない。


世界は少しずつ削り取られて、誰しも気づけば小さな世界に取り残されるのだ。

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