仕方ない。認めるよ。しかし、君もその一端を担っているのだよ。
俺はそれを止める気はないがね。
君と僕とは不思議な関係だ。僕がこんなことを言うのも可笑しいが。
俺はいつだってお前のために尽くしてきたと思っている。
いや、違うよ。君は最近現れたように思う。僕が認知していた存在とは少し違うね。
そんなことは俺には関係の無いことだ。しかし、今のところあくまで俺は傍観者だ。だからこそ解る。お前は、場面によって自分を使い分け過ぎなのだよ。
それはね、君より先に僕の中にいた人が教えてくれたことだ。僕もそれを止める気はない。いや、僕が僕であるためには、この生き方を貫かないといけないのだ。
まあ、なんだっていい。とりあえず生きていけばいいさ。
そうだ。僕は君を拒絶しない。僕は僕を肯定するための材料を探す。しばらくはそうして生きていくよ。
ああ。お前はまだ死ねないだろうよ。
終わりです。
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