薬と酒を同時に摂取することが癖になりつつある。
といっても、以前からそういう傾向はなかったわけではないのだが。
こうでもしないと眠れないのだ。
私は小さな池の畔に立つ。
佇んでいる私には周りに風があるのか、雨が降っているのかわからない。
ただ、水面が綺麗な水平の状態を保っているので、雨は降っていないことがわかる。
相変わらず池の水は濁っている。
池の底にある「何か」は以前にも増して泥の中に埋もれてしまったようだ。
しかし、依然として動き出しそうなほどに真新しいのだろう。
池の濁りのせいでよく見えない。
ただ、今日の池は「何か」が動き出す日が少し遠のいたことを示していた。
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