2008/10/02

希望という名の悪魔

弁解ドビュッシー - 椎名林檎
作詩:椎名林檎 作曲:椎名林檎

言いたいことを探し疲れて 結果無駄口吐いてばかり
どうせあたしの人生語呂合わせなんだもん
どうして価値に理由を付けて ポーズを執らされているのかな
だって淀んだ水が薫るピアノなんだもん

あんたは仕様が無いと云うし 現実にあたしも判らぬ
泣いて惑う位なら もう 全部無かったことにしよう

甲斐性が無く向かい風のみ専門に出来る雄じゃなくちゃ
どうせあたしの人生語呂合わせなんだもん
チョーキングだけに支配されて変化する莫迦な女で宜(よろ)し
云々で誤魔化して好い加減に飛んで居たい

何でも買ってあげるから 帰るだなんて巳(や)めなさい
真の慈愛等恐らく 最初から欲しくなかった

本当は全部大事である
本当は全部ラピッシュであろう
本当は全部真理である
本当は全部トリックであろう

椎名林檎『性』


自分の性格がそうさせないのか、そうさせるのか。
生か死か。
全か無か。
どうして、こんなに生き辛くなったんだろう。
小学生の頃、高い場所へ行くと、飛び降りることばかり想像していた。
今は、そういう死への想像はない。
その代わり、生き地獄を味わうような想像がある。
自分はこのまま生きていて幸せといえるのか。幸せになれなくても、少しでも楽しいと思えるのか。

子どもの頃からよく見る夢がある。
暗黒の夢。
それは恐怖しかない夢。
その夢の世界に存在する感情は「恐怖」。ただそれだけだった。
もしかしたら、今の現状も似たような状況なのかもしれない。

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