今日、ある方に呼び出された。
そして、プレゼントをもらった。
誕生日プレゼントだそうだ。
どうもありがとう。なんて言って良いかわからなかった。精一杯のありがとうを伝えたつもりだ。
今日は誕生日だったのだ。
そういえば、昨日の夜も友達から電話がかかってきた。
母からもメールが来てた。
俺はいつまでこんな状態なんだろうって、自問する機会が増えた。
このままじゃまともに社会生活なんて送れるのか、それすら不安になる。
下世話な話をすると、こんなので彼女なんてできるのかって思う。
もう22歳だそうだ。自分では歳はおぼえていない。誕生日がおぼえてる。まわりの人が思い出させてくれる。自分の生まれた日。
俺の生まれたときのことは、俺自身は知らない。俺以外の人なら知っている人がいるだろう。
その人達の話を繋ぎ合わせてみると、どうやら、俺が生まれたことは皆に祝福されたらしい。とりあえず今はこのことを事実として受け止めている。それは俺にとってとても幸せなことかもしれない。
自分を受け止めてくれる人が欲しいと思うようになって久しい。
もし自分のことを受け止めてくれる人がいてくれたら、俺はその人を受け止めることができるだろうか。もちろん、命を投げ出しても受け止めるつもりだが。
自分の生きる意味が見出せない。
生まれたくて生まれてきたわけじゃない。生きる意味がわからないし、自分の周りの全てがオブラートのような薄い膜に覆われているような感覚。水でぼかした絵の具のように世界が広がっている。自分の存在もぼやけてきている。
この人のためなら自分の命を投げ出せる、そう思える人と出会えば自分の生きる意味も少しはわかるかもしれない。
この世界をもっとはっきりと認識したい。
0 件のコメント:
コメントを投稿