僕は君に何を与えられたのかな。
なんてこというと「偉そうに」って君は怒るんだろうな。
でもこれにはちゃんとした理由があって、君にも納得してもらえると思うんだ。
君からは色んなものをもらったけれど、僕はそれに似合う存在でいられたのかな。
いつまでも付きまとう僕の狡猾さと薄情さに僕自身嫌気がさしているよ。
この夏は、希にみる冷夏でした。
秋は急ぎ足で通りすぎ、木の葉を撒き散らします。
そうすればもう冬が、白い息を強要するのです。
そうして、時間はゆっくり過ぎて行きます。
それでも、気がつくと萌葱色が視界に溢れるのです。
誰にも遠慮をすることなく、時間は流れ、生命は流されます。
僕のことなどお構いなしに、落ち葉が追い越して行きました。
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