2009/08/04

身の程知らずが

一人前に働けるなんて、思ってた自分が馬鹿だった。
そんなこと、無理に決まってた。
でも、いざ始まってしまえば無理矢理にでもその環境に耐える、僕はそういうふうにできていた。
小さい頃からそうだったんだ。
それを自分で分かった上で、利用して、自分を苦しめてた。

今まで人生で経験してきた「節目」は「卒業」くらいだけれど、その節目には捨てなくても良いものまで捨ててきた。
きっと、僕はわかってたんだ。
偽った自分をいつまでも持って行けないことを。


だから、仕事を辞めるのか、というと、そんな決断でさえも出来ない。
自分のための決断を自分で下すことが出来ない。
誰かが決めてくれるのを待っている。
きっとドクターストップを待ってるんだ。

行きも帰りも爆音で。
行きは怒りで帰りは悲しみをつれて歩く。


静かな気持ちで最後を迎えたい。
せめて最後だけは、安らかに、安心に包まれていたい。

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