2009/07/20

果てるのはそして終わるのは

どうして、理由もなく涙が出るの。
どうしてこんなに悲しいの。

それは、もう希望なんて存在しないって分かってしまっているからなの。
何があれば希望が生まれるの。
そして、何に絶望しているの。
それすらも分からない。


生きていくなんてことは、誰にでもできることなんだ。
そんなことは簡単。そう思ってるはずなのに、どうしてそれができない。簡単にできない。
何か面白いことがあるんじゃないかって、楽しいことがあるんじゃないかって、そうやって何かに期待して生きていくことが、どうしてできない。

生きていけない人もいるでしょう。生きること自体が難しい人もたくさんいるでしょう。食べて寝て起きて、その繰り返しができない人もいるでしょう。
それが出来ないわけじゃないのに、どうしてこんなに難しいの。苦しまなきゃいけないの。

自分は価値のない人間だって、そう思うけど、何か悪いことしましたか。
これは罰なのですか。
神様なんて言葉は大嫌いだけれど、これはその神様から与えられた罰なのですか。


怖くて怖くて、生きていくのが怖い。足がすくんじゃってるのが分かる。
許されるのなら、こんな場所からは逃げ出したい。でも、知ってしまっているから。
お金っていうものがあって、それがないと生きていくことが出来ないことが。
誰も自分を助けてはくれないだろうし、自分より困っている人はいくらでもいることが。
"dropout"できないことも知ってしまっているから。

生まれなきゃ良かったんだ。気がついたときには、既に何もかもが"start"しちゃっていた。
転がったサイコロはいつか止まって、「目」を出す。
動いたものは、止まるしかないんだ。
生まれたものは、死ぬしかないんだ。
でも、その「間」の時間が長いんだ。それから逃げることは絶対出来ない。
動いたものは、止まるまでは動いているのでしょう。
生まれたものは、死ぬまでは生きているのでしょう。
だって、"9"が嫌いだからっていっても、"9"を数えずに"10"を数えるのは無理なことでしょう。


この世界のはじまりを教えてよ。
すぐに壊しに行くから。

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